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タンクにシート置き忘れが原因 汚染水処理停止

福島第1原発で試運転を再開したばかりの新型浄化装置「ALPS」が停止した問題で、東京電力は29日、不具合があった付近のタンク内部からゴム製のシートを発見したと発表した。試運転前に作業で使用したが回収せず置き忘れた。東電は、シートがタンクの排水口をふさいだのが不具合の原因と判断した。

ALPSは汚染水から62種類の放射性物質を取り除くことができ、汚染水対策の柱の一つになっている。3月から8月までの試運転では、誤操作やタンクの水漏れが見つかった。今回のシート置き忘れで、ずさんな管理の実態があらためて浮き彫りとなった。

東電によると、ゴム製のシートは縦横約20センチ、厚さ3ミリ。作業用のはしごを固定するために使用したもので、作業後にはがして回収する必要があったが、固定されている別のシートと勘違いし、残したままになっていたという。

ALPSは27日未明、A~Cの3系統のうち、C系統で試運転を再開。設備の一部で、薬品による放射性物質の除去に伴い発生する廃液の排出量が通常よりも大幅に少なくなり、約22時間半後に汚染水処理を停止した。

これまでの調査では配管やポンプの異常は確認されていない。東電は他のタンクも水を抜いて内部を調べる。〔共同〕

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