スマホの"不正"アプリから身を守るには

2012/5/31 14:00
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2012年5月23日に情報処理推進機構(IPA)は、不審なアプリ(応用ソフト)に関する注意喚起を行いました。アンドロイドOSを搭載したスマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)向けの占いアプリで、端末情報やアドレス帳の内容などを収集し、不審なサイトにこれらの情報を送信していたということです。

図 4月に登場した不正アプリがインストール時に要求する権限。「個人情報」「電話/通話」にチェックが入っているため、端末や連絡先の情報などをアプリが読み取って、データが送信される(シマンテックのホームページから転載)

実は4月にも、人気ゲームなどの動画に見せかけた不正なアプリが複数登場していました。先ほどの占いアプリと同様に個人情報を収集、送信しており、セキュリティーソフトメーカー大手のシマンテックによれば、インストール件数は30万件に及んだ可能性があるということです。

このような不正なアプリが現れると、スマホの利用に不安を覚えるかもしれません。それでも被害を最小限に抑える方法はあります。まずお薦めしたいのは、パソコン同様にセキュリティーソフトを導入すること。そして、正しい知識を持って対処すれば怖くありません。

IPAでは今後登場する不正アプリに備えて、特に2つの注意点を挙げています。まず1つは、インストール時に現れるアプリが必要とする権限を確認すること()。たとえば、動画を再生するアプリなのに、個人情報や端末IDの情報が必要というのは不自然。怪しいと思ったらインストールを中止した方が無難です。

2つ目は、アプリを信頼できる場所から入手すること。公式サービスの「グーグルプレイ」や信頼できる企業などのサイトで公開されているアプリをインストールしましょう。ただし、グーグルプレイには、不審なアプリが公開されていたこともあります。アプリの評判やダウンロード件数を確認してからインストールすれば、より安全です。

なおKDDIでは、同社のスマホ利用者向けに、人気アプリを月額390円でダウンロードし放題のサービス「auスマートパス」を展開しています。不正アプリの見極めに自信がないなら、このようなサービスを利用するのも手でしょう。

(日経PCビギナーズ編集部)

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