2019年1月21日(月)

山中教授「反省、おわび」 過去の論文疑義でデータ発見できず

2014/4/28付
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記者会見する山中伸弥京都大教授=28日午後、京都市左京区

記者会見する山中伸弥京都大教授=28日午後、京都市左京区

人工多能性幹細胞(iPS細胞)の生みの親の山中伸弥京都大教授が28日、京都大で記者会見し、海外の学術誌に2000年に発表した自身の論文の画像や図表にインターネット上で疑義が指摘されているとした上で「論文の報告内容が正しいことに疑いはない」と説明した。ただ、関連の生データが自身のノートから発見できなかったとし「研究者として心より反省し、おわびする」と述べた。

論文はさまざまな組織や細胞に変化する胚性幹細胞(ES細胞)研究に関するもので、iPS細胞のものではない。

山中教授は論文について「研究結果は複数の研究者により再現されており、研究者倫理の観点から適切でないことをした記憶もない」と述べた。

京大iPS細胞研究所によると、論文にネット上で疑義が指摘された13年4月に調査を開始し、山中教授から段ボール5箱分の実験ノートの提出を受けた。

山中教授は「画像を切り貼りするような技術はなかった。そうする必要も理由もない」と話した。〔共同〕

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