2018年8月19日(日)

IE 6~11に深刻な脆弱性 標的型攻撃の恐れあり

2014/4/29付
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 米Microsoft(マイクロソフト)は現地時間2014年4月26日、同社のWebブラウザーInternet Explorer(IE) 6~11に、標的型攻撃に悪用されうる脆弱性があると公表した(米MicrosoftのSecurity Advisory)。米FireEyeは同日、IE 9~11を対象にした防衛・金融関連組織への標的型攻撃を検知したとブログにポストしている。FireEyeは一連の標的型攻撃を「Operation Clandestine Fox」と名付けた。

 攻撃者が脆弱性を悪用すると、リモートで任意のコードを実行される恐れがある。この脆弱性は、削除済みや適切に割り当てていないメモリーにIEを通じてアクセスし、任意のコードを配置できるというもの。FireEyeが検知した標的型攻撃は、今回発見されたIEの脆弱性とFlashの既知の脆弱性を組み合わせた攻撃だったという。

 現時点でセキュリティーパッチは存在しない。Microsoftは月例のセキュリティー更新プログラムでパッチを配布する予定としている。Microsoftは同社製の脆弱性緩和ツール「EMET」(Enhanced Mitigation Experience Toolkit)の利用や、「VGX.DLL」の無効化を回避策として紹介。FireEyeはFlashプラグインの無効化を推奨している。加えて、「解決方法がリリースされないXPユーザーに対しては、今後もこの脆弱性を利用した標的型攻撃が多く起こることが予想される」(米FireEye)としている。

(日経SYSTEMS 白井良)

[ITpro 2014年4月28日掲載]

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