3Dプリンターで自分のフィギュア製作サービス登場

2013/8/28付
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全身を6秒でスキャンできる「bodySCAN 3D」。四隅の柱にカメラが2台ずつ組み込まれている

全身を6秒でスキャンできる「bodySCAN 3D」。四隅の柱にカメラが2台ずつ組み込まれている

「3D Snap & Touch」で造形した自分フィギュアの例

「3D Snap & Touch」で造形した自分フィギュアの例

ものづくりカフェ「FabCafe」(東京・渋谷)とケイズデザインラボ(同)は、全身3Dスキャナと3Dプリンターを利用した自分フィギュアの製作を1日で体験できる「3D Snap & Touch」サービスを開始する。サービスは基本的に土曜日の13~20時に実施し、電話で予約を受け付ける。価格は9800円、所要時間は約2時間となる。

3D Snap & Touchでは、全身3Dスキャン、データモデリング、3Dプリンターによるフィギュアの造形がセットとなる。全身3Dスキャンは、3Dプリンターのショールーム「CUBE」に設置された3Dスキャナ「bodySCAN 3D」を使い、全身をわずか6秒でスキャンする。

スキャンしたデータを修正するモデリング作業の様子

スキャンしたデータを修正するモデリング作業の様子

スキャンデータを無償3Dビューワ「Ks3D Viewer」で表示した画面

スキャンデータを無償3Dビューワ「Ks3D Viewer」で表示した画面

スキャンした3Dデータは、専門スタッフによるモデリング作業で完成させる。スキャンしたデータの精度にもよるが、この作業は30分ほどかる。完成したデータは3Dプリンタ用に変換した上で、FabCafeに設置してある3Dプリンタ「Cube」で読み込み、約1時間かけて造形する。使用する樹脂はPLA(ポリ乳酸)で、色は選択できない。

3Dデータや造形が完了したフィギュアはその場で受け取り、持ち帰れる。ただし、予約状況によって、フィギュアの引き渡しは後日となる可能性があるという。また、スキャンした3Dデータ(色情報も含む)は、iOSもしくはAndroid用にケイズデザインラボが開発した無償3Dビューワ「Ks3D Viewer」で見ることが可能だ。

自分フィギュアを、3Dプリンタ「Cube」で造形しているところ

自分フィギュアを、3Dプリンタ「Cube」で造形しているところ

3Dプリンターによる造形を伴わないスキャンのみの「3D Snap」も実施する。価格は3000円で、約30分で完了する。3D Snap & Touchのサービスからモデリング作業と3Dプリンタによる造形を除いた内容で、3Dプリンタで読み込めるSTL形式のデータ(商業利用可能なデータ)を2万5000円で持ち帰ることも可能だ。

なお、全身スキャンでは同時に3人(3D Snap & Touchでは2人)までスキャンできるという。フィギュア作成まで行う3D Snap & Touchでは不安定なポーズでスキャンすると造形できない場合があるため制限があるが、3D Snapであれば基本的に自由なポーズを取れる。

3D Snap & Touchは1日5人まで、3D Snapは1日10人まで受け付ける。現在は8月31日、9月7日、9月14日、9月28日の予約を電話(FabCafe:03-6416-9190)で受け付けており、10月以降の予約についてはFabCafeのWebサイト等で告知する。

(日経ものづくり 中山力)

[Tech-On! 2013年8月27日掲載]

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