堀江氏、会見でメディア事業に意欲 一問一答
仮釈放の元ライブドア社長

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2013/3/28 1:29
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 仮釈放された元ライブドア社長の堀江貴文氏が27日夜に会見を開き、約1年9カ月ぶりに公の場に姿を見せた。懲役2年6月の実刑を受け長野刑務所(長野県須坂市)に収監されていたが、約7カ月の刑期を残し、27日朝に仮釈放された。収監中に約30キロやせたという堀江氏。外見も変わったが、態度も殊勝で、かつての牙をむきだしにした勢いは見られなかった。今後については従前から手掛ける宇宙関連ビジネスのほか、メディア事業への意欲も見せた。

保護観察なう」。27日午前9時58分、仮釈放の一報が堀江氏のツイッターのアカウントから発せられた。続けて「これからニコ生やりまっす!」。動画サイト「ニコニコ動画」の生放送サービス「ニコニコ生放送」を通じ、移動中の車内から姿を見せた。視聴には月額840円が必要で、さっそくしたたかな面をのぞかせた。

「社会や株主の皆様に迷惑をかけた」。仮釈放された堀江貴文氏が記者会見(27日夜、東京都千代田区)

「社会や株主の皆様に迷惑をかけた」。仮釈放された堀江貴文氏が記者会見(27日夜、東京都千代田区)

断続的に有料の生放送を続けた堀江氏は、午後4時前に「仮釈放後メッセージ」と題した3分間の動画をニコニコ動画に投稿。午後7時、弁護士を引き連れ、約150人もの報道関係者を前に会見に臨んだ。会見の内容は、ニコニコ生放送の無料の公式番組としてネット中継され、延べ12万7600人が生で視聴した。

「ライブドア事件で社会の皆さま、株主の皆さまにご迷惑をおかけしたことは深く反省しており、償うべく刑務所の中で頑張って受刑生活を送ってきた。この日を迎えられたことは万感の思い」「今後は、獄中からもメールマガジンを発行して言論活動をやってきたが、そういった活動も続けつつ、ロケット開発など宇宙事業のほうも続けていきたい」

会見冒頭、堀江氏はこうあいさつし、報道陣からの質問に答えていった。主な一問一答は以下の通り。

■「普通の受刑者が体験しないような過酷なところ」

―― 一連の事件で損害を被られた方々、個別に訴訟を起こしている人たちへの今の気持ちは

旧ライブドアと私のあいだで包括的な和解をした流れの中で、集団訴訟に関してもすべて和解させていただきました。金銭的な問題は解決している。それ以外の個別の訴訟についても、獄中で和解交渉を進め、1件を除いて、すべて終わっており、残りも真摯に話し合いをさせていただいている。

経営責任は取ると、以前から申し上げてきた。株価が下落し、株主の方々にご迷惑をおかけしたことは、私の不徳の致すところ。刑事責任がどうであれ、それ(株主への責任)は解決していくという方針はまったく変わりません。誠実に対応してきたつもりであります。

―― なにが評価され、早く出所できたのか。どんな暮らしぶりだったのか

最初は東京拘置所にいたんですけれど、1週間ほどで長野刑務所に移送された。その後、訓練工場というところに入って、厳しい訓練をした後、身体障害者であったり、高齢で認知症の方がほとんどの養護工場で「衛生係」という職業に就かせていただきました。

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