ウイルス対策ソフトをかたる悪質アプリ、個人情報を盗む

2012/9/28付
保存
共有
印刷
その他

シマンテックは2012年9月26日、ウイルス対策ソフトをかたる悪質なAndroidアプリが確認されたとして注意を呼びかけた。インストールすると、スマートフォンなどに保存してある連絡先(アドレス帳)のデータを盗まれるという。

今回確認された悪質なアプリの名称は「安心ウイルススキャン」。インストールすると、ウイルス定義ファイル(パターンファイル)のダウンロードや、ウイルスの検査をしているような画面表示をする(図1)。

しかし、これらは見せかけだけ。実際にはウイルス対策の機能はない。これらの画面表示をしているバックグラウンドで、スマートフォンなどに保存されている連絡先のデータを、特定のWebサイトにアップロードする。

このアプリは、非公式のアプリ配布サイトに置かれているという。アプリの配布には迷惑メールが使われている。迷惑メールに記載されているリンクをクリック(タップ)すると配布サイトに誘導され、該当のアプリがダウンロードされそうになる。

配布サイトは、「Google Play」(グーグルが運営するアプリ配信サイト)と似た内容にして、ユーザーをだまそうとしてる(図2)。シマンテックによれば、以前から確認されている「ソーラー充電」「電池長持ち」「電波改善」などをかたる悪質なアプリでも、配布サイトをGoogle Playに見せかける手口は使われているという(図3)。

シマンテックでは、こういった悪質なアプリの被害に遭わないためには、送信者が不明なメールで紹介されているアプリをダウンロードしないことが重要だとしている。

(日経パソコン 勝村幸博)

[PC Online 2012年9月27日掲載]

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]