2019年8月24日(土)

新入社員の第一歩、あなたの敬語は大丈夫?

(1/2ページ)
2012/3/30 7:00
保存
共有
印刷
その他

 名刺の受け渡し、電話の取り方、敬語、メールやビジネス文書の書き方…。新入社員が身に付けなくてはならないビジネスマナーは実に多い。「新入社員 ここから講座」では、ビジネスパーソンの基本となるマナーと構えについて解説します。第1回は敬語の基本、まずは尊敬語と謙譲語の違いをマスターしよう。

尋ねた相手から「受付で伺ってください」と言われて、違和感を持ったことはないだろうか。部下から上司に対して「来週のパーティーには部長もまいりますか?」と言うのも間違いだ。こんな間違い敬語は、どう修正すればいいだろうか。

このような間違いは、尊敬語と謙譲語の使い方を混同しているために起こる。以前は「尊敬語は相手を立てる敬語、謙譲語はへりくだる敬語」と学校で教えられたものだが、実はもっとシンプルな使い分けの法則がある。

「基本ルールとしては、尊敬語は『相手側が主語の時に使う敬語』、謙譲語は『自分が主語の時に使う敬語』と覚えるとすっきりするでしょう」と、東京大学教授の菊地康人さんは話す。

「お客様」に向かって「伺ってください」と言うのがおかしいのは、「伺う」は「自分が主語」のときに使う謙譲語だからだ。「お客様」に使うべきなのは尊敬語。そのため「聞く、尋ねる」の尊敬語である「お尋ねになる」を使い、「お尋ねになってください」とするのが正しい。短縮すると「お尋ねください」となる。

上司がパーティに行くかどうかをその上司に尋ねる場合に「パーティにまいりますか」というのも同じような誤用だ。「まいる」は謙譲語なので、ここでは尊敬語を使って「いらっしゃいますか」と言わなければならない。

「伺う」は謙譲語。「ください」を付けても尊敬語にはならない。「お尋ねになる(聞くの尊敬語)」+「ください」で「お尋ねください」が正解

「伺う」は謙譲語。「ください」を付けても尊敬語にはならない。「お尋ねになる(聞くの尊敬語)」+「ください」で「お尋ねください」が正解

「まいる」は謙譲語なので、相手のことを話すには不適切。尊敬語を使うべきところだ

「まいる」は謙譲語なので、相手のことを話すには不適切。尊敬語を使うべきところだ


  • 1
  • 2
  • 次へ
保存
共有
印刷
その他

日経BPの関連記事

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報

新しい日経電子版のお知らせ

より使いやすく、よりビジュアルに!日経電子版はデザインやページ構成を全面的に見直します。まず新たなトップページをご覧いただけます。

※もとの電子版にもすぐ戻れます。