展望リポートとは 政策運営の指針

2010/4/29 18:32
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日銀の政策委員らがまとめる中長期的な物価・経済情勢の見通しで、当面の政策運営の考え方を整理した、いわば指針の意味合いをもつ。4月と10月に公表し、実質経済成長率、企業物価指数、消費者物価指数の予測値とともに経済の先行きのシナリオを示す。予測値は正副総裁を含む政策委員(現在は1人欠員の8人)の中央値をとる。

毎回の金融政策決定会合では、展望リポートの内容を踏まえつつ、2つの柱に沿って経済・物価情勢を点検することになっている。柱の第1は、想定される経済のシナリオのもとで物価安定下の持続的な成長が実現するか。第2は、より長い目で見て発生の可能性は低いものの、発生した場合に経済・物価への影響が大きいリスクは何か。

こうした金融政策の枠組みは、量的緩和政策の解除に合わせて、2006年に導入された「新たな金融政策の枠組み」で定められた。

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