2019年8月26日(月)

日産など今日会見 日の丸電気自動車、最後の賭け

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2013/7/29 7:00
情報元
日本経済新聞 電子版
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出席メンバーは、そうそうたる顔ぶれだ。7月29日午後の記者会見で、日産自動車やトヨタ自動車など自動車4社が、電気自動車(EV)の普及に向けた秘策を披露するという。環境に優しいクルマとして期待されながら売れ行きが鈍いEV。今になって4社がようやく大同団結に動く裏には、EVを次世代エコカー戦略の軸に据えた日産の焦りがあるようだ。

■有名無実の「日の丸」

先週25日に突然、送られてきた会見案内のファクスによると、会見に出席するメーカーはEVやプラグインハイブリッド車(PHV)を販売する日産やトヨタ、ホンダ、三菱自動車。「自動車メーカー4社、電動車両の充電インフラの普及促進に関する共同記者会見のご案内」とだけ記されている。あるメーカー関係者が解説する。

「充電インフラが増えないことがEVの普及で最大のネック。充電インフラをつくる事業者に対し、自動車業界として設置費用の一部を負担することを検討しているようだ。ただし、共同会見の最大の目的は、メーカー側が一致団結の姿勢を示すこと。今まで、本当にまとまっていなかったから」

日本の自動車大手は、電力会社とつくった「チャデモ協議会」を通じて日本発の急速充電規格の普及を目指すなど、「EV時代に備えて業界一丸」とも見られてきた。しかし、実態はまるで違う。業界内の分裂で、日本勢が普及に力を合わせる「日の丸EV」は有名無実化していたのだ。

その象徴が東京都内の繁華街のビルにある。…

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