2019年1月18日(金)

キリン「一番搾り」店舗、全天球カメラで乾杯写真撮影

2014/5/27付
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日経情報ストラテジー

写真1 「一番搾リング」の撮影装置と、企画したキリンの土谷友理恵氏

写真1 「一番搾リング」の撮影装置と、企画したキリンの土谷友理恵氏

キリンビールは2014年5月26日、同16日に東京・渋谷でオープンした「一番搾り」ブランドのコンセプトショップをリニューアルし、7月上旬ごろまでの期間限定で、サッカー日本代表を応援できるサービスを始めた。取り組みの1つとして、店内にリコー製の全天球360度カメラを備えた専用装置を6台、さらに大型じゅう器にも1台設置。これを使い、あたかも円卓を囲んでいるかのような、お客同士の乾杯シーンを自由に写真撮影できるアトラクション「一番搾リング」を用意した(写真1)。

カメラの周りにお客が集まり、付属のスマートフォン(スマホ)のボタンを押すと、周囲360度の写真が撮れる。写真はクラウド上に保存され、お客が自分のスマホのバーコードリーダーで、画面のバーコードを読み取ると、360度の写真を確認・保存できる(写真2)。こうした写真を各自のFacebook(フェイスブック)やTwitter(ツイッター)でシェアしてもらうことで、サッカーを応援しながら楽しくビールを飲むシーンを共有してもらうのが狙いだ(写真3)。

写真2 360度の乾杯写真イメージ

写真2 360度の乾杯写真イメージ

この施策を仕掛けたのは、キリンのCSV本部デジタルマーケティング室。2014年1月にできたばかりの組織で、キリングループのマーケティング施策をデジタルシフトさせていくミッションを担う。約50人が所属している。渡辺尚武室長は「これまでグループ内で個別に展開してきたデジタルマーケティングの施策は、分断されていることが多かった。少しずつ統合していきたい」と語る。

今回の一番搾リングは、その先駆けとなる取り組みだ。一番搾りのブランドマネジャーやリアルの店舗と連携しながら、ネット上でのコンテンツ拡散を目的とする。

一番搾リングを企画したデジタルマーケティング室デジタルマーケティング担当の土谷友理恵氏は「乾杯シーンを撮影しようとすると、カメラ担当の人が写真に入れず"仲間外れ"になってしまう。そんなとき全天球360度カメラがあることを知り、当社からリコーにお声がけした」と話す。

写真3 元・サッカー日本代表の秋田豊氏(中央の男性)が店舗に駆け付け、乾杯シーンを撮影

写真3 元・サッカー日本代表の秋田豊氏(中央の男性)が店舗に駆け付け、乾杯シーンを撮影

(日経情報ストラテジー 川又英紀)

[ITpro 2014年5月26日掲載]

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