ももクロなど紅白初出場 小林幸子さんは選ばれず
(更新)
NHKは26日、大みそかに放送する第63回紅白歌合戦の出場歌手計50組を発表した。初出場は、5人組アイドル「ももいろクローバーZ」(ももクロ)や人気グループ「関ジャニ∞」など12組。1979年から昨年まで33回連続で出場していた小林幸子さん、近年出場が続いていた「韓流」の歌手やグループは選ばれなかった。

初出場はほかに、紅組では、「AKB48」の姉妹グループで名古屋を拠点に活動する「SKE48」や、今年16年ぶりに再結成した「プリンセス プリンセス」、ファッションモデルとしても活躍するきゃりーぱみゅぱみゅさんら。
白組では、ボーカル以外は演奏のまねだけをする「ゴールデンボンバー」、シンガー・ソングライターの斉藤和義さん、美輪明宏さんら。
最多出場は北島三郎さんで49回目。由紀さおりさんが20年ぶり13回目(姉安田祥子さんとの出場は除く)、舘ひろしさんが28年ぶり2回目の出場を決めた。
小林さんや韓流の落選について、NHKは「世論の支持や今年の活躍を考慮した」としている。
記者会見で、ももクロの百田夏菜子さんは「路上ライブから始めて、紅白出場を夢見ていた。どんちゃん騒ぎをして盛り上げたい」と喜びを語った。
「歌で 会いたい。」が今年のテーマ。司会は紅組が女優の堀北真希さん、白組は人気グループ「嵐」で、総合司会は有働由美子アナウンサーが務める。〔共同〕