2017年11月21日(火)

マイクロソフト、Windows 7のXPモードを管理しやすくするサーバー製品

2010/4/27付
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 マイクロソフトは2010年4月26日、デスクトップ仮想化に関する企業向け製品の販売強化策を発表した。クライアントパソコンの仮想OSを集中管理するサーバー製品を日本語対応させたほか、7月1日からはサーバー側から仮想環境を提供する場合のライセンスを改定して値下げする。さらに米シトリックスの仮想化製品を同時に導入した場合の無償提供プログラムを実施する。

Microsoft Enterprise Desktop Virtualizationの管理画面

 マイクロソフトでは4月2日から、日本語環境に対応したクライアントパソコンの仮想環境を集中管理するサーバー製品「Microsoft Enterprise Desktop Virtualization(MED-V)」を提供している。Windows 7にも対応させた。「Windows 7の仮想化機能でXPモードが利用できるようになったが、大規模な企業でXPモードを利用する際には、ユーザーごとにドメイン設定が必要といった障壁があった。こうした設定を集中管理できる」(中川哲コマーシャルWindows本部長)というメリットがある。社内のイントラネットなど特定のWebサイトを開く際には、Windows 7標準のInternet Explorer(IE)8ではなく、IE6で開くといった制御もできる。仮想環境上で実行できるアプリやドライブの種類も選べる。

 サーバー上でOSやアプリケーションを仮想的に実行する環境を作る製品「Virtual Desktop Infrastructure(VDI)」を利用する場合のクライアントのライセンス料は値下げする。従来は「Windows Software Assurance(Windows SA)」という契約をしている場合、1台につき年間9348円のライセンス料がかかったが、約3割引とする。

 VDIと米シトリックスの仮想化システム「XenDesktop」を同時に利用することで、1つのマスターイメージで複数のクライアントに仮想環境を提供できるため、データセンターのディスク容量を節約できる。VDIとXenDesktopを同時に導入した場合、通常価格の半額とするキャンペーンを2010年12月まで実施する。

(日経パソコン 松元英樹)

[PC Online 2010年4月26日掲載]

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