2018年11月14日(水)

デジタルサイネージ市場は2016年に1兆円規模、震災の影響で1年遅れ

2011/7/27付
保存
共有
印刷
その他

調査会社のシード・プランニングは、国内におけるデジタル・サイネージ市場の予測を発表した。2016年に市場規模が1兆2634億円となり、1兆円を突破すると予測する。同社が2010年に発表した予測では、2015年に1兆円を超えるとしていたため、1年遅くなるとなるという。

国内におけるデジタル・サイネージ市場規模の予測(シード・プランニングの資料)

国内におけるデジタル・サイネージ市場規模の予測(シード・プランニングの資料)

国内のデジタル・サイネージは、2011年3月11日の東日本大震災を発端とする電力不足や節電対応で、広告用の大型デジタル・サイネージを中心に一部のシステムが消灯された。シード・プランニングによると、電力供給事情の改善や省エネルギー性を高めた製品が投入されるまで、国内市場の成長がやや鈍化するという。2011年~2012年は市場の伸びが鈍化し、2013年に省エネ対応製品の投入が進むことで、再び高い成長が始まるとする。

2010年における、国内市場規模は推定938億円という。このうちシステム関連は、2008年秋のリーマン・ショックの影響が落ち着いた他、デジタル・サイネージの認知が進むことで製品ラインアップが拡大したことで、市場規模は約479億円となった。コンテンツ関連は、景気低迷による広告費削減の影響を受けたが、中小型サイネージの設置が進んだため、各社の販売促進費が伸び、約459億円の市場規模になったという。

(日経エレクトロニクス 佐伯真也)

[Tech-On! 2011年7月26日掲載]

今なら有料会員限定記事もすべて無料で読み放題

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報