2019年2月23日(土)

伊方原発3号機は「妥当」 ストレステストで保安院

2012/3/26付
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定期検査で停止中の四国電力伊方原発3号機(愛媛県)の再稼働の条件となる安全評価(ストレステスト)の1次評価について、経済産業省原子力安全・保安院は26日、四国電力の評価結果を妥当とする審査書をまとめ、原子力安全委員会に報告した。審査書がまとまったのは、関西電力大飯原発3、4号機(福井県)に続いて3基目。

しかし安全委の班目春樹委員長はこれまで、原子力規制庁に統合される予定の安全委が伊方3号機の審議をするのは困難との考えを示している。規制庁は当初予定していた4月1日の発足が遅れており、安全委は当面存続する見通しだが、今後どのように手続きが進むかは不透明だ。

審査書では「福島第1原発を襲ったような設計上の想定を上回る地震や津波が来襲しても、同原発のような状況に至らせないための対策が講じられている」と評価した。

また、政府の中央防災会議が東海沖から四国沖にかけての「南海トラフ」による巨大地震モデルについて検討しており、伊方原発で想定される最大の揺れや津波の高さに影響がないか、会議の議論を注視するとした。

安全評価は、電力会社が実施した評価結果を保安院が審査。安全委が保安院の審査内容を確認する手続きになっている。

安全委は23日、大飯原発3、4号機の1次評価審査結果について「問題ない」と判断。野田佳彦首相ら閣僚が安全性の確認を協議し、地元の了解などを得る段階に入っている。〔共同〕

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