民間宇宙船、ステーションにドッキング成功
シャトル後継機

2012/5/26付
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25日、国際宇宙ステーションのロボットアームにつかまれた無人宇宙船ドラゴン=NASA提供・共同

25日、国際宇宙ステーションのロボットアームにつかまれた無人宇宙船ドラゴン=NASA提供・共同

【ヒューストン(米テキサス州)=共同】米宇宙ベンチャー「スペースX」の無人宇宙船ドラゴンが25日午前11時ごろ(日本時間26日午前1時ごろ)、国際宇宙ステーションに民間機として初めてドッキングした。

引退したスペースシャトルの後継として、ステーションへの物資補給を担う民間機の第1弾。宇宙輸送は、商業化という新たな時代に入った。同社はドラゴンを有人宇宙船にも活用する方針。

ドラゴンは25日未明からレーザーなどでステーションとの距離を測定し、衝突の危険がないかを確認しながら徐々に下方から接近。しかし測定や評価に時間がかかり、予定より数時間遅れた。

国際宇宙ステーション(下)とドッキングした無人宇宙船ドラゴン=NASA提供・共同

国際宇宙ステーション(下)とドッキングした無人宇宙船ドラゴン=NASA提供・共同

約10メートルに近づいた段階で停止。ステーションの飛行士が操作するロボットアームが延びて、ドラゴンをつかまえた。その後、接続部同士をつないだ。

日本の無人補給機「こうのとり」のドッキングにも使われている方式で、NASAが安全性などを高く評価し、ドラゴンにも採用した。

ドラゴンは試験機だが、食料など約520キロの物資も搭載。安全性を確認した後、飛行士がハッチを開いてドラゴンの内部に入り、物資を移送する。

民間機として初めて国際宇宙ステーション(下)とドッキングした無人宇宙船ドラゴン

民間機として初めて国際宇宙ステーション(下)とドッキングした無人宇宙船ドラゴン

ステーションに発着できる補給機の中では唯一、物資を地球に持ち帰ることができるのもドラゴンの特長。ステーションで不要になった実験器具や使用済みの宇宙服などを積み、31日に米西海岸沖の太平洋に帰還する予定。

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