富山のタワー、10トン超の漏水で館内が水浸し

2014/6/26付
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日経アーキテクチュア

富山県小矢部市のクロスランドタワー(高さ118m)で2014年6月20日、最上部にある防火用水タンクから約10.5トンの水が漏れる事故が発生した。

タンク内にあった水は、タンク直下にある展望タワーから階段を通して1階まで流れ、各階の天井や内壁に浸水被害が出た。20日正午に展望タワーの客が漏水に気付き、午後1時までの間に1階まで流れた。けが人はいなかった。同タワーは6月24日時点で、営業を休止している。

[左]漏水が見つかった展望フロアの天井。被害状況を確認するため天井を開けている(写真:公益財団法人クロスランドおやべ)
[右]クロスランドタワーの外観。高さは118m。1994年5月に完成した(写真:クロスランドタワー)

[左]漏水が見つかった展望フロアの天井。被害状況を確認するため天井を開けている(写真:公益財団法人クロスランドおやべ)
[右]クロスランドタワーの外観。高さは118m。1994年5月に完成した(写真:クロスランドタワー)

管理に当たる公益財団法人クロスランドおやべ(理事長:桜井森夫小矢部市長)の担当者によると、漏水した防火用水タンクはステンレス製。タンクの底からタワー内のスプリンクラーなどへ水を通す鉄製パイプが抜け落ちていた。タンクとパイプとの接合部が腐食していたことが原因とみている。

6月24日時点では電気系統を調査中。クロスランドおやべは、被害状況や事故の原因を調べたうえで、営業の再開時期を判断する。

同タワーの完成は1994年5月。ホールや博物館、公園からなるクロスランドおやべの敷地内にある。

(日経アーキテクチュア 高市清治)

[ケンプラッツ 2014年6月25日掲載]

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