米IDC、アマゾンクラウドのコスト効果を調査 5年間のTCOを70%削減

2012/7/26付
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米IDCは2012年7月25日、米アマゾン・ウェブ・サービスのクラウドサービス「Amazon Web Services(AWS)」を企業が使用した場合のコスト効果などに関するホワイトペーパーを発表した。同調査によれば、アプリケーションの開発、展開、運用に必要となるTCO(総所有コスト)を70%削減できるとする。

IDCによる今回の調査は、アマゾンがスポンサーである。ITベンダーがスポンサーとなった製品のTCO調査は、エンタープライズIT市場においては定番のマーケティング手法だ。今回の調査は、アマゾンがエンタープライズ市場向けの取り組みを強化している一つの現れと言えるだろう。IDCは、AWSを利用する11社の大企業にインタビューを行って、TCOなどを調べたという。調査対象には、韓国サムスン電子も含む。

同調査によれば、ITインフラにAWSを使用することで、オンプレミス(自社内に構築したシステム)環境を利用したり従来型のホスティングを利用したりするのに比べて、アプリケーションの開発と展開に必要となるコストを5年間で80%、アプリケーション管理コストを同52%、インフラストラクチャー・サポート・コストを同56%削減できるという。調査対象11社の平均では、AWSに5年間で支払うインフラコストは30万2000ドルで、それによって160万ドルのインフラ投資を節約できるとする。

(日経コンピュータ 中田敦)

[ITpro 2012年7月25日掲載]

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