バンコクで3万人がデモ 首相は解散・辞任を拒否

2013/11/25付
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【バンコク=共同】タイ野党民主党が主導する反政府デモが25日、首都バンコクで行われ、警察当局によると、約3万人が参加した。デモ隊は、汚職で有罪となり国外逃亡中のタクシン元首相がインラック現政権を操っているとして「タクシン体制打倒」を訴えた。

タイ・バンコクで野党民主党が主導した反政府デモが行われ、約3万人が参加した(25日)=共同

タイ・バンコクで野党民主党が主導した反政府デモが行われ、約3万人が参加した(25日)=共同

タクシン氏の妹インラック首相は「議会解散も辞任もしない」と表明しており、今後も与野党対立が続きそうだ。

デモは、約11万人が参加した前日の大規模集会に続いて実施された。参加者はグループに分かれ、政府庁舎をはじめ警察本部、軍司令部、テレビ局などに向かった。今回の反政府運動のシンボルとなった笛を吹き、政府を支持しないよう求めた。

地方の貧困層を主な支持基盤とするタクシン氏は2001年に首相に就任したが、都市部のエリート層を中心とする反対派の攻撃にさらされるなどし、06年のクーデターで退陣。その後、汚職で有罪となり国を追われる形となった。

今回の対立はタクシン氏の帰国に道を開く恩赦法案がきっかけ。野党側はタクシン氏の復権を目指す企てとして強く反対し、廃案の見通しとなった。勢いづく野党側は大規模集会やデモでさらに政権側への圧力を強めている。

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