2019年4月23日(火)

イー・アクセス、強まるソフトバンク色 3G速度半減
電波をLTEに振り向け

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2013/6/25付
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イー・アクセス(東京・港)は25日、第3世代携帯電話(3G)のデータ通信で提供している、下り通信速度が2倍速になるサービスを、8月中旬から順次打ち切ると発表した。3Gの2倍速サービスの利用者は、下り最大通信速度が毎秒42メガビット(Mbps)から21Mbpsへと半分になる。3Gの後継であるLTEサービスに電波を振り向けるための措置。

3Gの下り最大42Mbpsサービスを8月中旬から順次打ち切ることを告知する、イー・アクセスのウェブサイト

同社のLTE回線は、ソフトバンクモバイルのLTEユーザーにも提供されており、今回のサービス変更に伴いソフトバンクモバイルの「iPhone5」ユーザーがイー・アクセスのLTE回線をより高速で利用可能になる見込み。今回の変更の背景には、iPhone5ユーザーへのサービスを強化したいソフトバンクモバイルの意向があるとみられる。

イー・アクセスでは3Gの2倍速サービスを利用しているユーザーに対し、LTEサービスへの移行にかかる中途解約料を最大1万円割り引くなどの措置を提示しているが、通信速度の引き下げという内容や周知期間の短さ、既存ユーザーへの補償面などから波紋を呼びそうだ。

■LTEの2倍速サービス用に電波を捻出

同社では、下り通信速度が最大毎秒42メガビット(Mbps)となる、3Gの拡張方式「DC-HSDPA」方式のサービスを2010年11月から提供している。DC-HSDPA非対応の3Gサービスでは、上下各5メガヘルツ(MHz)幅の電波を使い、通信速度は下り最大21Mbps。DC-HSDPAでは、電波の幅を上下各10MHzと2倍に広げ、通信速度を2倍にした方式である。

2倍速対応の3G端末は「GP02」「GP03」「GD01」「D41HW」の4機種。このほか同社のLTE端末は、LTEが圏外の場合は3G回線に接続する仕様となっており、この場合の通信速度も8月下旬以降は現行の半分となる。

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