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米国発若者向けエナジー飲料 市場に活気

アサヒ飲料「モンスターエナジー」

アサヒ飲料の「モンスターエナジー」

アサヒ飲料は、世界各国で人気の若者向けエナジー飲料「モンスターエナジー」を5月8日に発売した。モンスターエナジーは、米国のモンスタービバレッジコーポレーションが世界57カ国以上で発売する飲料ブランド。アサヒ飲料が日本国内における独占販売権を取得、日本初の発売となった。

モンスターエナジーは、ビタミンB群、アルギニン、カルチニン、高麗人参根エキスなど豊富な栄養成分を配合。刺激的ながら飲みやすい味わいに仕上げた。同時に発売する「モンスターカオス」は、果汁とエナジードリンクのミックスタイプ。缶のデザインなどファッション性の高さも武器にして若者の飲用を狙う。

価格は190円(税抜き)、ブランド全体で年間100万ケースの販売を狙う。

【日経産業地域研究所研究員の視点】

日本コカ・コーラの「バーン」をベンチマーク商品として採点した(ベンチマーク商品の概要は下記)

日本でエナジー飲料というと、リポビタンDなど栄養ドリンクが主体で、疲労回復時に飲むというイメージが強く、メーンターゲットは中高年層だった。若者向けにはっきりと的を絞ったエナジー飲料では、オーストリアのレッドブル・ジャパンが2006年に発売した「レッドブル・エナジードリンク」が目立つ程度で、ちょっとしたエアポケット状態にあった。

日本コカ・コーラが3月、「バーン」を発売。続いてアサヒ飲料が「モンスターエナジー」を発売したことで、若者向けのエナジー飲料市場が一気に活性化しそうだ。バーン、モンスターエナジーともに、世界各国での発売実績があり、単なる飲料としてだけではなく、若者の文化やファッション、スポーツなどと絡めた販売促進策を取っており、「かっこいい」飲料として人気を集めている。

バーンは黒字に炎のイラスト、モンスターエナジーは黒字にモンスターの頭文字の「M」が鮮やかに描かれており、店頭でもかなり目立つ。飲料市場の活性化に一役買いそうだ。

価格190円(税抜き)
販売目標ブランド全体で年間100万ケース
発売5月8日
内容量355ml
原材料モンスターエナジー:砂糖類、高麗人参根エキス、ガラナ種子エキス、L-アルギニン、クエン酸、香料、カフェインなど
モンスターカオス:果実(リンゴ、オレンジ、モモ、パイナップル、ブドウ)、ブドウ糖、高麗人参根エキス、ガラナ種子エキス、L-アルギニン、カフェインなど
エネルギー(100ml当たり)モンスターエナジーは50kcal、モンスターカオスは31kcal

【ベンチマーク商品】

日本コカ・コーラのエナジー飲料「バーン」。3月発売。250ml入り200円(税込み)。コカ・コーラグループが世界85の国と地域で販売している若者向けエナジー飲料。アルギニンやアミノ酸の一種であるBCCAなどの栄養成分を豊富に含む。

「新製品ウオッチャー」では、日経産業地域研究所が選んだ注目の新製品を、同業他社や販売店の担当者、評論家など3~5人の専門家が評価。新規性など12項目で競合製品(ベンチマーク商品)と比べた優劣を「非常に優れる」(6点)から「同等」(3点)、「非常に劣る」(0点)までの7段階で各専門家が採点し、その平均を算出しています。

■より詳しく知りたい方は「日経消費ウオッチャー」オンライン・データベース(有料)で

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