柏の葉スマートシティの中核施設開業 東大も施設公開

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2014/4/25付
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三井不動産が千葉県柏市で開発を進める柏の葉スマートシティで、中核街区の「ゲートスクエア」が部分開業した。2014年4月14日にコワーキングスペース(会員制の共有オフィス)などからなる「KOIL(柏の葉オープンイノベーションラボ)」が開業。4月17日には、東京大学が産学連携拠点「フューチャーセンター」を公開した。

2014年4月に部分開業した柏の葉スマートシティのゲートスクエアの全景。太陽光発電パネルが載る左の建物に「KOIL」が入る。その右が東京大学フューチャーセンター(写真:三井不動産)

2014年4月に部分開業した柏の葉スマートシティのゲートスクエアの全景。太陽光発電パネルが載る左の建物に「KOIL」が入る。その右が東京大学フューチャーセンター(写真:三井不動産)

ゲートスクエアは、つくばエクスプレス柏の葉キャンパス駅に隣接する街区。商業施設やオフィス、ホテルなどからなり、柏の葉スマートシティのエネルギーマネジメント機能も担う。2014年7月には、街全体でエネルギー利用の最適化を図る「AEMS(エリアエネルギー管理システム)」が稼働する予定だ。

■国内最大級のコワーキングスペース

ホテルや住宅に先行して開業したKOILは、ゲートスクエア内の「ショップ&オフィス棟」の4~6階に位置する。4階と5階はベンチャー企業などが入居するオフィス、6階は国内最大級(170席)のコワーキングスペース「KOILパーク」のほか、3D(立体)プリンターやレーザーカッターを設置した「KOILファクトリー」などが入る。KOILファクトリーはオフィス契約者以外も利用できる。6階の設計を成瀬・猪熊建築設計事務所が担当した。

KOILパークの内観。コワーキングスペースの座席は170で国内最大級だ(写真:日経アーキテクチュア、以下同)

KOILパークの内観。コワーキングスペースの座席は170で国内最大級だ(写真:日経アーキテクチュア、以下同)

KOILパークの内観を違う角度から見る

KOILパークの内観を違う角度から見る


KOILファクトリーでは、3Dプリンターやレーザーカッターなどを利用できる。コワーキングスペースの契約者以外も利用可能

KOILファクトリーでは、3Dプリンターやレーザーカッターなどを利用できる。コワーキングスペースの契約者以外も利用可能

6階のイベントスペース「KOILスタジオ」。起業家向けのセミナーなどが毎日のように開催されている

6階のイベントスペース「KOILスタジオ」。起業家向けのセミナーなどが毎日のように開催されている


KOILパークの月額料金は固定席プランが2万7000円、固定席を持たないフリープランが1万8000円。ほかのコワーキングスペースでは固定席とフリー席を分けて設置するのが一般的だが、KOILパークは、両者が混ざり合うような配置が特徴だ。

三井不動産はKOILを「交流を通じて新産業を生み出す拠点」と位置付ける。コワーキングスペースや3Dプリンターといったハード面だけでなく、起業家のアイデアを事業化につなげる支援者を常駐させるなどソフト面のサービスも提供する。

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