KDDIが個人の満足度で1位、携帯電話の利用実態調査
スマホ単独ではソフトバンクが1位

2012/7/25 7:00
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日経BPコンサルティング(東京・港区)がまとめた携帯電話の個人利用実態調査で、KDDIが前年に引き続き総合満足度で1位となった。同調査の結果は、7月26日に「携帯電話・スマートフォン"個人利用"実態調査2012」報告書として発行する。調査では昨年急増したスマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)の利用状況も推計しており、国内普及率は18.0%となった。

にぎわうスマートフォン売り場

にぎわうスマートフォン売り場

調査では現在使用している携帯電話・スマホの1台目と2台目を合わせた総合的な顧客満足度と、通話機能や料金体系、デザイン、機能、サービスなど27項目についての満足度を尋ねている。総合満足度ではKDDIが20.5ポイントで昨年に引き続き首位となり、2位のNTTドコモ(17.2ポイント)に3.3ポイントの差を付けた。3位はソフトバンクモバイルで15.2ポイント、4位はウィルコムで3.7ポイントだった。サンプル数が少なかったイー・アクセスは集計対象外となった。

総合満足度以外に、「通話品質」、「圏外の少なさ(どこでも使える/どこでもつながる)」、「本体価格」、「基本料金・通話料金」、「パケット代」――といった5つの個別の評価項目を比較した。

総合満足度1位のKDDIは「本体価格」への満足度でも1位で、そのほか4項目で2位という安定した評価を獲得していた。さらにKDDIはグラフにはない「コンテンツ」や「アフターサービス」などの項目でも1位の満足度を得ており、これらの評価が総合満足度を押し上げる結果となった。

NTTドコモは、「通信圏外の少なさ」と「通話品質」の2つの項目で評価が1位で、この順位は昨年と変動はなかった。昨年夏から今年初頭にかけてNTTドコモはスマホを中心にサービス障害が相次いだが、ユーザーからの評価に際立った変化は見られなかった。

「パケット代」の満足度ではウィルコム(6.3ポイント)が首位で、KDDI(5.3ポイント)は2位。3位のソフトバンクモバイル(-0.8ポイント)と4位のNTTドコモ(-5.7ポイント)はマイナスの評価だった。ウィルコムは「基本料金・通話料金」でも首位だった。

スマートフォンは全回答者4400人のうち1152人が所有しており、26.2%の所有率となった。国内のスマホ普及率は、調査回答者の性別や年齢などと、総務省の人口統計や携帯電話の普及率などを加味したうえで、18.0%と推計した。9.5%だった昨年の調査と比較すると、普及率はほぼ2倍に拡大したことになる。

同調査では、スマホに限定した満足度も調査している。ここで首位に立ったのはソフトバンクモバイル(25.7ポイント)で、2位がKDDI(18.8ポイント)、3位がNTTドコモ(12.0ポイント)だった。国内のスマホで最大のシェアを誇る人気機種「iPhone」のシェア(ドコモは販売せず)と、スマホの満足度の順位が重なる結果となった。

スマホと携帯電話の所有状況では、携帯電話を1台だけ所有している人は71.6%で、スマホを1台だけ所有する人は21.1%。端末を2台所有するいわゆる「2台持ちユーザー」は7.1%だった。

同調査はWebアンケートによる調査で、調査期間は6月下旬。調査は2000年から実施しており、今回は全国の15歳以上の男女4400人から回答を得ている。

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