2019年8月21日(水)

橋下氏との面会を中止 元従軍慰安婦「無理」

2013/5/24付
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24日に予定されていた、日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長と韓国人元従軍慰安婦の金福童さん(87)、吉元玉さん(84)との面会が、元慰安婦側の意向で中止となった。大阪市が同日、明らかにした。

2人は23日夜、支援団体「日本軍『慰安婦』問題・関西ネットワーク」に「(面会は)無理」との考えを示した。旧日本軍の従軍慰安婦をめぐる発言を撤回しない橋下氏の態度に反発し、面会は「しんどい状況になった」と話したという。市の広報担当者によると、24日朝、支援団体が面会中止の意向を伝えた。

面会は報道陣に公開する予定で、橋下氏は「強制連行の有無にかかわらず、元慰安婦に謝らないといけない」と述べ、謝罪する意向を示していた。一方で自身の発言に関し「世界各国も戦場で女性を活用した。日本だけが一方的に侮辱されている」と撤回や謝罪の意思を否定している。

支援団体は面会中止に関し、ホームページに声明を発表。「言ったことを言っていないと言い、責任をメディアや市民に転嫁している」と橋下氏を批判し「面会を利用して名誉挽回を図ろうとしている」と強調した。

橋下氏は昨年8月、旧日本軍の強制性を認めた1993年の河野洋平官房長官談話を「日韓関係をこじらせる最大の元凶」と批判。金さんが来日し面会を求めたが、休暇中で応じなかった。

橋下氏は13日、慰安婦について「銃弾が飛び交う中、精神的に高ぶっている(旧日本軍の)猛者集団に必要なのは誰だって分かる」と発言。15日になり「その時代の人たちが必要と思っていたと述べた」と説明した。

沖縄の在日米軍に風俗業活用を求めた発言も批判を浴び「不適切だった」と修正した。〔共同〕

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