2019年6月25日(火)

社員に愛されるCEO 米企業ランキング

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2014/4/24 7:00
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■順位を落としたザッカーバーグ氏

フェイスブックのザッカーバーグCEOは去年のランキングで首位だった。写真は2月にバルセロナで開催されたワールド・モバイル・コングレスで=ロイター

フェイスブックのザッカーバーグCEOは去年のランキングで首位だった。写真は2月にバルセロナで開催されたワールド・モバイル・コングレスで=ロイター

昨年、CEO支持率ランキングの首位は支持率99%だったフェイスブックのマーク・ザッカーバーグ氏だった。今年、ザッカーバーグ氏の支持率は93%で10位に転落した。支持率はまだ高いし、社員たちはザッカーバーグ氏が近寄りやすい存在であることを評価するとコメントしているが、ドブロスキ氏によると、フェイスブック社員たちは同時に社内に官僚的な雰囲気が濃くなっていることや若い管理職層の急増を指摘しているという。フェイスブックの社員数は2012年末の4600人から2013年12月には6300人に増加した。

今年の2位と3位も、評価数が足りず2013年のランキングには登場していない人物だった。2位に入ったのはフォードのアラン・ムラーリー氏。社員たちはムラーリー氏の采配ぶりを「ユニーク」「際立っている」と表現した。世界90カ所に22万4000人の社員を抱え、ムラーリー氏が直接顔を合わせる社員はわずかだが、ドブロスキ氏によると、社員たちはそれでも電子メールや社内のニュースレターを通じてムラーリー氏を近づきやすい存在とみていると指摘する。支持率は97%だった。

2015年モデルのマスタングに乗るフォードのムラーリーCEO(2013年12月5日、ニューヨーク)=ロイター

2015年モデルのマスタングに乗るフォードのムラーリーCEO(2013年12月5日、ニューヨーク)=ロイター

今年3位に入ったのはリチャード・エデルマン氏。ニューヨークを拠点に4800人の社員をもつ大手PR会社、エデルマンの創業者だ。ドブロスキ氏によると、エデルマン氏は社員に成長と昇進のチャンスを与え、新しい部署での仕事に挑戦したり、別の部署に異動したりというような「好奇心」をもつよう働きかけてくれると社員たちはみているという。

今年、順位の伸びが顕著だったのはゴールドマン・サックスのロイド・ブランクファイン氏で、29位上昇して8位となった。同社は報酬分を計上して収益のシェアを37.9%(129億4000万ドル)から36.9%(126億1000万ドル)に落とした。2013年第4四半期の利益は19%減少となった。しかし、ブランクファイン氏は2008年の金融危機の際も利益を上げ顧客を欺いたという批判を受けるなどの荒波の中でも、うまく会社のかじを取ってきた。ゴールドマン・サックスは外国為替市場での不適切な(帳簿の)改ざんに関して国際的な捜査対象ともなっている。社員たちはブランクファイン氏を、有能な人材がそろう会社を率いる強いリーダーとみている。ソルトレークシティーの従業員は会社についてこうコメントした。「リーダーになれるチャンスあり。強い経営陣。すばらしい同僚」

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