日豪、EPA交渉の再開で一致 来年早期に
前原外相と豪貿易相が会談

2010/11/23付
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【キャンベラ=柳迫勇人】前原誠司外相は23日、訪問先のオーストラリアの首都キャンベラでエマーソン貿易相と会談し、停滞している日豪経済連携協定(EPA)の交渉を2011年の早期に日本で再開することで一致した。

日豪は07年以降、11回のEPA交渉を重ねたが牛肉など4品目の扱いを巡り半年以上、滞っている。前原外相はすべての品目を自由化交渉の対象とするとした包括的経済連携に関する政府の基本合意を踏まえ、「真剣な国内調整を進める」と強調。政治主導でEPA交渉妥結への突破口を切り開くと述べた。エマーソン貿易相は歓迎の意を示した。

両大臣は環太平洋経済連携協定(TPP)についても意見交換し、議論を深めることで一致した。また、資源貿易を巡っては、レアアース(希土類)などについて前原外相が「調達先を多角化する必要がある」と述べ、豪州との関係をさらに強化する意向を示した。

前原外相は同日午後にはラッド外相とも会談し、安全保障面での関係強化も協議する。また、ギラード首相にも表敬訪問する。同日夜に帰国の途につき、24日朝に帰国する予定だ。

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