2019年9月18日(水)

誰でも無料で履修 東大、オンライン講座を9月開講

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2013/2/23付
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「Coursera」に用意された東京大学のページ。開講は9月を予定

「Coursera」に用意された東京大学のページ。開講は9月を予定

東京大学は2013年2月22日、インターネット上で誰でも無料で履修できる大規模公開オンライン講座(MOOC、ムーク)の提供を開始すると発表した。実証実験としてまずは2コースを英語で配信する予定。9月から順次開講し、世界各国から数万人の受講を見込む。

インターネットを通じた大規模なオンライン講座は「MOOC(Massive Open Online Course)」と呼ばれ、ハーバード大学、スタンフォード大学、プリンストン大学など著名な大学が相次いで参入するなど、教育分野で大きな注目を集めている。主なサービス(プラットフォーム)として「Coursera(コーセラ)」「edX(エドエックス)」「Udacity(ユーダシティ)」などがあり、いずれも2012年にスタート。海外では急速に普及しつつある。

発表会に登壇した東京大学 理事(広報担当)の江川雅子氏(左)と、東京大学 副学長・教育企画室長の吉見俊哉氏(右)

発表会に登壇した東京大学 理事(広報担当)の江川雅子氏(左)と、東京大学 副学長・教育企画室長の吉見俊哉氏(右)

東京大学が今回採用するのは、このうちCourseraのサービス。2012年4月のサービス開始以来、既に米国を中心とした33大学が参加し、200以上の講座を提供している。1年にも満たない期間で登録者数は270万人(2013年2月22日時点)に達した、最大規模のサービスだという。今回、東京大学を含む29大学が新たにCourseraに参加を表明し、合計62大学になる。国内の大学の参加は初めてのことだ。

これまでも東京大学では、「オープンコースウェア(OpenCourseWare、OCW)」として、正規の授業の講義資料や講義映像を、インターネット上で無料公開してきた。同様の取り組みは、他の大学でも行われている。こうしたオープンコースウェアとMOOCの違いは、前者が「授業資料の無償公開」であるのに対して、後者は「履修認定も含むオンライン講座の無償公開」であること。具体的には、学内での講義や資料をそのまま配信するのではなく、MOOCに向けた独自の講義をスタジオで新たに収録して配信。課題を提供したり、試験を行ったりして評価まで行う。そして最後まで受講し、一定の基準に達したと評価された者には、修了したことを示す「履修証」が発行される。

この履修証は、あくまで一定の成績で講座を修了したことを示すもので、「単位」ではない。米国では、Courseraの講義を単位として認める動きもあるというが、東京大学では単なる修了したことの証明にとどまる。ただし、この履修証が、就職や転職の際の自己PRに使える可能性もある。

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