“上流”と“下流”で年収差が縮小 「ITキャリア」3万人調査(2)

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2010/12/28 7:00
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 約3万3000人に対する調査から、ITエンジニアの“今”を浮き彫りにする本連載の第2回では、彼ら・彼女らを12通りの職種に細分し、おのおのの年収や年齢、やりがいなどを詳しく見ていきます。今回の調査は、特定非営利活動法人「ITスキル研究フォーラム」が2010年に実施したもの。その結果を日経コンピュータ誌が分析しました(調査の詳細は、連載第3回中の別掲記事「約半数が情報系の教育を受けていない」で紹介)。

 ITエンジニアは12の職種ごとでスキルの平均レベルに差があることが、前回(本連載の第1回)分かった。それでは全12職種の平均年収と平均年齢はどのように違うのだろうか。その詳細を表1に示した。全体の平均値は、年収が512万円、年齢が36.0歳である。ここで言うスキルレベルとは、経済産業省が策定した「ITスキル標準」に基づき、システムを企画・開発・運用するために必要な知識や経験、実務能力を表した指標のこと。7段階のレベルのうち最高の「7」に近づくほど、プロフェッショナルとして必要とされるスキルを身に付けていると判断できる。

表1 職種別、スキルレベル別の平均年収と平均年齢
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表1 職種別、スキルレベル別の平均年収と平均年齢

■ITエンジニア全12職種の年収は接近

 平均スキルが最も高い職種である「コンサルタント」は、平均年収が705万円で平均年齢は42.4歳と、収入も年齢もトップだった。反対に平均年収と平均年齢の両方が最も低かったのが、ソフト製品を開発するエンジニアである「ソフトウェアデベロップメント」。平均年収は444万円、平均年齢は32.7歳だった。

 全スキルレベルを通じて、年収の差を見てみると、最大で535万円の差がある(回答数が少ない参考値扱いの年収を除く)。レベル5のコンサルタントが877万円であることに対して、最も低いのが未経験レベルのソフトウェアデベロップメントで342万円だった。

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