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ボージョレ解禁、競争激化 安さや品質で販売増狙う

フランス産ワインの新酒「ボージョレ・ヌーボー」が21日午前0時に解禁された。円安や原材料高で出荷価格が上がる中、大手小売りは調達力を背景に安さを前面に押し出して販売増を狙うほか、専門店も品質の良さをアピールし、競争は激化している。

フランス食品振興会によると、今年のボージョレ向けブドウの収穫量は例年より少ないが、記録的な不作だった昨年は上回った。また「みずみずしさが感じられる素晴らしい品質」という。生産者でつくる「ボージョレーワイン委員会」のマレ会長は東京都港区で開かれた催しで「いろんな種類があるので違いを楽しんでほしい」と呼び掛けた。来場した約300人は解禁と同時に一斉に乾杯、ボージョレを楽しんだ。

手軽に家で飲みたいという需要から、ペットボトル入り(750ミリリットル)の主力商品は安値競争が激しい。西友は870円で売り出すほか「最安値に挑戦する」と意気込むドン・キホーテは670円で販売。だが、どちらも昨年と比べて価格は200円前後高い。イオンはプライベートブランド(PB)「トップバリュ」の商品を昨年と同水準の980円で販売する。

ワイン専門店では「ヴィノスやまざき」(静岡市)が3千円台の人気商品を含めて価格を据え置く。予約状況は好調で「値ごろ感のある高品質な商品を楽しんでほしい」としている。〔共同〕

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