2018年8月21日(火)

クーポン配布に「音波」活用 ドコモ、来店促進へ新サービス
iPhoneなど他社スマホにも対応

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2013/2/20 19:22
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 NTTドコモは20日、スマートフォン(スマホ)に割引ポイントやクーポンを配信して実店舗への来店促進を図る、いわゆるO2O(オンライン・トゥ・オフライン)の新サービス「ショッぷらっと」の試験提供を同日に開始したと発表した。消費者がスマホを持って物販・飲食などの対象店舗に来店した際、独自のポイントや店頭での商品購入・飲食時に使える割引クーポンを受け取れる。

NTTドコモが20日に試験サービスを開始した「ショッぷらっと」。参加店舗の売り場などに来店すると、ポイントやクーポンを受け取れる(20日、東京・渋谷)

NTTドコモが20日に試験サービスを開始した「ショッぷらっと」。参加店舗の売り場などに来店すると、ポイントやクーポンを受け取れる(20日、東京・渋谷)

 NTTドコモ以外のスマホでも同サービスを利用でき、米アップルのiPhoneにも3月上旬に対応する予定だ。8月末まで試験サービスを展開し、効果の検証や本格サービス移行時の料金体系などを詰めた上で本格サービスへ移行する。当初の参加店舗は東京・渋谷周辺を中心に170店舗。その後3月末までに300店舗、本格サービス移行後の14年3月末に1000店舗を見込む。

 NTTドコモは、通話料や通信料などに頼らない新規分野での売上高を1兆円規模にすることを目標に、スマホを軸にした多様なサービスを企画しており、今回もその一環。O2Oで実店舗に送客するスキームを構築して新たな収入源獲得を図るほか、多様な業種・業態の店舗との関係を強化し、将来はNTTドコモの他サービスとシステムを接続して、ビッグデータを活用した新たなビジネスへの道筋を付ける狙いもある。

試験サービスの参加店舗は170店舗。東京・渋谷駅周辺では、東急百貨店や渋谷ヒカリエ内の「シンクス」など大型店舗も複数参加する(NTTドコモの発表資料から)

試験サービスの参加店舗は170店舗。東京・渋谷駅周辺では、東急百貨店や渋谷ヒカリエ内の「シンクス」など大型店舗も複数参加する(NTTドコモの発表資料から)

■10メートルの範囲でポイント配布 売り場回遊も狙う

 同サービスでは、ポイントやクーポンの配布条件となる「来店」を感知する手段として、人間の耳には聞こえない高い周波数の音波を採用しているのが特徴だ。対象店舗の売り場には、店舗ごとに異なる音波を出す、たばこの箱程度の小型装置を設置する。消費者が来店してショッぷらっとのアプリを起動すると、スマホに内蔵のマイクがオンになり音波を探す状態となる。音波を受け取ったスマホのアプリは、音波からコード番号を読み取り、NTTドコモのサーバーと通信してポイントやクーポンを受け取る。

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