お盆に4万台買い取り、ブックオフ「中古スマホ」の勝算

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2013/8/21付
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■「スマホ買い取り」の認知度を早期に高めたい

斉藤マネージャーによれば、「100円買い取りのニーズは確実にあることを改めて確認できた。今回初めて持ち込んだお客様は『古い携帯電話でも売れるんだ』と思ってもらえただろう」と自信を深める。

「多くのお客様は、どこで携帯電話やスマホを買い取ってもらえるのか分からないのが実情だ。今回のキャンペーンをきっかけにして、『携帯電話やスマホを売るならブックオフ』というイメージを早期に確立させたい」

ブックオフは携帯電話とスマホの買い取りと中古品の販売に、大きな期待を寄せる。「この事業は今期に黒字化できるだろう。中古の携帯電話やスマホはここにきて、入荷するとすぐに売れる状況になってきた。実はガラケーもまだまだ買い手がいるし、中古品は(携帯電話の扱いが少なくなっている電話会社のショップと違って)機種の選択肢が豊富だ」と言い、新たな"鉱脈"と見る。

写真3 データ消去部門で端末内の個人情報を消す

写真3 データ消去部門で端末内の個人情報を消す

個人情報がたくさん含まれる携帯電話やスマホは、買い取りや中古品の販売には不向きと見られることもある。しかし現実には「だいぶ抵抗感がなくなってきているようだ」(斉藤マネージャー)。

もちろん、ブックオフも個人情報の取り扱いには慎重である。買い取る際はまず店頭において、本人の目の前でデータを消去する。そのうえで端末は全てデータ消去のセンターに集め、そこで改めてデータ消去の専用ソフトを使い、完全に消去する(写真3)。

消去作業の担当者が端末のクリーニングまで1人で受け持ち、"まっさらな"状態に戻して、約1週間後には中古品として店頭に並ぶ仕組みになっている。

(ITpro 川又英紀)

[ITpro 2013年8月20日掲載]

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