2019年2月20日(水)

キラキラネーム「親の自由」は11%
第144回 編集委員 大石格

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2013/8/21 6:00
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漢字を当て字的に用いた風変わりな名前、いわゆるキラキラネームを子どもにつけることをどう思うか。「親の自由だ」と肯定的に受け止める回答は11.7%しかありませんでした。

キラキラネームがなぜ流行するのかについては電子版の「裏読みWAVE」という欄で詳しく解説しています。興味のある方は検索してみてください。

筆者の小林明編集委員は流行の一因として「祖父母や親類が名付けに関与しなくなった」と指摘しています。

「今どきの若い親は……」などと憤っている読者も自分が若い世代と意思疎通できているのかはよく考えてみた方がよいのではないでしょうか。

キラキラネームは「親の自由だ」という読者のコメントをまずみてみましょう。

○奇抜な名前は昔からある(43歳、男性)

○今はキラキラと言われる名前も皆がつけるようになれば普通になる(50歳、男性)

○万葉集も漢字の当て字(65歳、男性)

○同姓同名の人が多い方が不都合なことが多い(36歳、男性)

欧州などには名前の種類に制限を設け、「ジャン」「ピエール」など定番ものしか名付けることができない国があります。それでファーストネームで呼び合うので、「アラン」と呼ぶと10人が振り返る。「同姓同名が多い方が不都合」という回答には一理あります。

珍しい読み方をする名前だと目立ちすぎて、うかつなことはできない感じがあります。これが上手に働いたのが、野球の鈴木一朗選手でした。登録名を「鈴木」から「イチロー」に変更してブレイクしました。

最も多かった回答が「親が自粛」でした。コメントの1つに「キラキラネームをつけるような親は『自粛』って読めるのか」というものがありました。座布団1枚です。

「キラキラネームなどと肯定的な名称を用いず、珍名と断じた方がよい」と設問そのものに批判的な回答もありました。ネットの世界ではDQNネームとも呼ぶそうです。「ドキュン」と読むのだそうですが、その読み方からしてDQNです。

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