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「うるう秒」廃止、15年に結論持ち越し

【ジュネーブ=共同】ジュネーブで開かれた国際電気通信連合(ITU)の無線通信総会は19日、地球の自転速度と標準時刻とのずれを調整するために1日を1秒長くする「うるう秒」を廃止するかどうかについて協議したが、時期尚早として、2015年に開かれる予定の次回総会に結論を持ち越すことを決めた。

廃止に向けた勧告案を提案した作業部会に差し戻した形。日米両国などの賛成論に英国、ドイツなどが反論したことに加え、途上国を中心に「時期尚早」論が相次いだ。

ナイジェリアが「先進国を中心にした作業部会には入っていなかった」と主張するなど、「うるう秒」を廃止した場合のメリット、デメリットについて知識共有が進んでいなかったことが背景にあるとみられる。

世界共通の標準時刻は1958年から、原子時計を基に定めている。それ以前は地球の自転1回転を1日として、それを基に1秒を定める「天文時」が使われていた。

ところが、厳密には自転速度は一定ではないため、天文時と標準時刻とのずれが0.9秒以上にならないように、72年から「うるう秒」を挿入する措置を取ってきた。

作業部会では「うるう秒」の代わりに「うるう分」を挿入する案も検討されており、今後の課題となる可能性もある。

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