物価考 主婦が生んだ地域通貨、高齢者つなぐ
NPO法人・友―友の小林房子代表理事
眠れるヒント(4) インタビュー
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超高齢化が進む大阪・千里ニュータウンで、地域通貨を使って地域の活性化に取り組む主婦がいる。高齢化社会でいかにヒト・モノ・カネを動かすか。NPO法人「友ー友」代表理事の小林房子さんの話にはヒントが詰まっている。
――地域通貨「いっぽ」の発行を始めた狙いは。
「昔は隣の人に何かお世話になったら盆暮れに菓子折りを持っていったでしょ。それはもらう方も、渡す方もしんどい。お金だと受け取らない人もいる。でも地...
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