2018年10月18日(木)

グーグル・グラスで人命救助、火災現場で眼前に建物情報
ウエアラブル端末時代の幕開け(3)

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2014/4/1 7:00
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また「find a hydrant(消火栓)」と指示すれば、Google Glassは近くの消火栓の場所をディスプレイに表示する。建造物の危険個所を表示したり、建造物所有者の連絡先情報を表示する機能も計画されている。

酸素マスクをしたままでGoogle Glassを着装する方式や、煙の中で火災が起きている位置を表示する機能も検討されている。火災現場では、Google Glassをハンズフリーで操作できることは大きな利点となるのだ。

■交通事故現場では車両切断手順を表示

交通事故現場ではGoogle Glassを使って救助活動を行う。大破した自動車から搭乗者を救助する時、Google Glassにその手順を表示する。

下の左写真はそのデモの様子で、事故現場で隊員は「show extraction diagram」と音声で指示し、搭乗者を救助するため、自動車を切り開く場所の情報を表示する。これに続いて、隊員は自動車の型式と製造年を音声で入力する。

出典:Rocky Mount Fire Department

出典:Rocky Mount Fire Department

出典:Rocky Mount Fire Department

出典:Rocky Mount Fire Department


上の右写真は「2001 Ford Expedition」と車種を入力したところで、Google Glassはこれらの入力情報に基づいて、自動車を切断する場所をグラフィックスで表示する。隊員は、指示された部分(赤色の太線)を大型の電動はさみで切断し、自動車の屋根を取り外し、搭乗者を救助する。このアプリは個人により開発されたものであるが、全米の消防署が関心を示しており、大きな反響を呼んでいる。

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