PCデータ引っ越し、手動で確実に XP乗り換え XPサポート終了への備え(上)
フリーライター 竹内 亮介

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2014/3/22 7:00
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2001年に発売され、13年もの長きにわたり、ユーザーに使われ続けてきた「ウィンドウズXP」。マイクロソフトの歴代OSはもちろん、他社のOSと比べても異例の長さとなったが、4月8日(日本時間9日)にはついに、サポート期間が終了する。そこで今回は、このサポート期間の終了の意味と新しいパソコンにデータを引っ越しする際に注意しなければならないことを考えていこう。

■Vistaの発売が遅れ、移行も上手く進まず

現在もXPを使い続けている場合、起動時にデスクトップにはこんな注意書きが表示される

現在もXPを使い続けている場合、起動時にデスクトップにはこんな注意書きが表示される

XPがここまで長く使われた要因は、後継OSである「ウィンドウズVista」の発売が大きく遅れたこと、そしてユーザーに必ずしも受けが良くなかったことだ。

当初のVistaは、XPをベースにしたマイナーバージョンアップであり、03年の発売を予定していた。しかし01年から02年にかけてインターネットが爆発的に普及するとともに、多くのパソコンで使われていたXPを狙うセキュリティー関係のトラブルが多発した。

こうした状況に対応するため、予定していた小規模なアップデートの計画は破棄された。そしてマイクロソフトは「コア」と呼ばれるOSの基本部分に大きく手を加えるなど、大規模な改修を行った。その結果Vistaの発売は、XP発売の5年後となる06年にずれ込んだ。そのうえ当時XPが動いていたハードウエアではスムーズに動かなかったり、アプリの互換性に問題が発生したりするなど、移行自体もうまく進まなかった。

Vistaの改良版といえる「ウィンドウズ7」が発売された09年には、ハードウエアの性能が底上げされ、Vistaで取り入れられたアプリ設計の変更点もソフトウエアを開発する各社に浸透した。企業なども含め、XPからのアップグレードが大きく進んだのもウィンドウズ7からだ。

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