2019年8月26日(月)

スノーデン文書が指摘 米政府、「ウィキリークス」も監視

2014/2/19付
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米政府による監視活動を主要テーマにする米ニュースサイト「The Intercept」は、米国家安全保障局(NSA)が内部告発サイト「WikiLeaks(ウィキリークス)」やファイル共有サイト「Pirate Bay」も監視対象にしていたと、米時間2014年2月18日に報じた。

The Interceptによると、NSAの監視活動を告発した元米中央情報局(CIA)職員Edward Snowden(エドワード・スノーデン)容疑者から入手した機密文書では、米英政府がどのようにしてWikiLeaksなどの活動家を監視し、米政府がWikiLeaksを追い込むためにどのように国際的なプレッシャーをかけていたかを詳細に示しているという。

2010年8月に作成された機密文書によると、WikiLeaksが米政府の外交公電を大量に公開したことに関して、オバマ米大統領政権は同盟各国に対して同サイト創設者のJulian Assange氏を起訴するよう強く促していた。

2011年7月作成の文書では、WikiLeaksを「監視対象となる悪意のある外国勢力」として指定することをNSA内部で話し合ったことを示している。この指定により、監視で得た通信情報から米国人が関係するデータを除外する必要がなくなる。

さらに、WikiLeaks開設からそれほどたっていない2008年に米軍が同サイトを「敵」として報告する準備をしていたこと、米英当局がWikiLeaksを深刻な脅威とみなす見解を共有していたことも分かった。

英政府通信本部(GCHQ)は光ファイバーケーブルにアクセスできる監視システムを使って、密かにWikiLeaksサイトへのアクセスを見張っていた。IPアドレスをリアルタイムで取得し、同サイトへのアクセスに至った検索キーワードも入手していた。

そのほかNSAは、利用者に米国人が含まれている可能性が高いファイル共有サイト「Pirate Bay」に対して監視システムを使うことも検討。「Anonymous」などの海外グループを監視することも承認していたという。

[ITpro 2014年2月19日掲載]

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