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水中での可視光通信、汎用LEDで50Mビット/秒達成

日経テクノロジーオンライン

太陽誘電と東洋電機は、可視光を用いて水中で高速無線通信を可能にする装置を共同開発した。水中での減衰率が低い汎用の青色LED(発光ダイオード)を用い、最大50Mビット/秒を達成したという。

一般に水中では電波の減衰率が非常に高く、電波を用いた無線通信は難しい。このため、音波や可視光を用いた低速の無線通信はあったものの、映像など大量のデータを送信できる高速の通信手段はなかった。

両社はこの装置の検証に当たって、日本放送協会(NHK)と共同でプールを用いた水中試験を進めている。今後は小型、軽量化を図るとともに、さまざまなアプリケーション開発を進めていくとしている。

(日経テクノロジーオンライン 赤坂麻実)

[日経テクノロジーオンライン 2014年5月19日掲載]

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