2019年8月21日(水)

千葉5市で34万世帯断水 利根川支流で有害物質

2012/5/19 20:29
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関東地方の浄水場の水道水から水質基準を超える有害物質ホルムアルデヒドが検出された問題で、群馬県と千葉県は19日までに、新たに計2カ所の浄水場で取水を停止した。千葉県内では、柏市や流山市など5市で計34万世帯以上が断水。給水所には水を求める長蛇の列ができた。

埼玉県によると、群馬県高崎市の利根川支流の烏川で18日、濃度が比較的高いホルムアルデヒドを検出。両県は烏川上流で採水し汚染源を絞り込むとともに、事業所への聞き取りも進めた。

烏川上流には塩素と結び付くとホルムアルデヒドになる「ヘキサメチレンテトラミン」という物質を扱う事業所が複数ある。樹脂や合成ゴムを製造する際に使われる。

千葉県は18日に上花輪(野田市)北千葉(流山市)の2浄水場で取水を停止。19日未明、栗山浄水場(松戸市)も基準を超える恐れがあるとして取水を止めた。うち1カ所で取水停止が継続。

埼玉、群馬県では19日までに取水が再開。埼玉県は行田浄水場(行田市)の取水堰で18日午前に採取した水から基準(1リットル当たり0.08ミリグラム)の2.5倍のホルムアルデヒドを検出。19日早朝、基準を安定的に下回ったとして取水と給水を再開した。

群馬県は18日夜、千代田町の東部地域水道浄水場で取水を停止。18日に採取した利根川の水を塩素処理した結果、基準を超える0.098ミリグラムを検出した。浄水処理後は0.04ミリグラムで基準を下回ったが、通常より高いため安全性を考慮した。

東京都水道局も江戸川、荒川両水系の浄水場3カ所で水質検査。基準を超える数値は出ておらず取水制限はしていない。〔共同〕

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