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尖閣上陸は茨城の市議ら10人 海保が事情聴取

(更新)

太平洋戦争末期に沖縄県・尖閣諸島近海で起きた疎開船遭難事件の慰霊祭で、周辺海域を訪れた日本人一行のうち10人が19日午前、同諸島の魚釣島に上陸した。10人は乗ってきた船から泳いで島に到達。約2時間後、泳いで再び船に戻った。第11管区海上保安本部(那覇)が事情を聴いている。

沖縄県・尖閣諸島の魚釣島に日本人10人は船から泳いで上陸した(19日)

沖縄県・尖閣諸島の魚釣島に日本人10人は船から泳いで上陸した(19日)

尖閣諸島をめぐっては、香港の活動家ら14人が魚釣島に上陸するなどして逮捕、強制送還されたばかり。領有権を主張する中国や台湾との緊張がさらに高まるのは必至だ。

上陸したのは茨城県取手市の小嶋吉浩市議(51)、東京都荒川区の小坂英二区議(39)ら。午前7時40分ごろから相次いで上陸し、日の丸の旗を掲げた。

慰霊祭は18日に沖縄県石垣市で開かれ、山谷えり子参院議員(自民)ら国会議員や地方議員、遺族ら約50人が参列。国会議員8人を含む約150人が18日夜、石垣市などの港から漁船約20隻で出航して尖閣諸島周辺に向かい、19日午前に海上でも慰霊祭を行った。

沖縄県・尖閣諸島の魚釣島に上陸し、日の丸を掲げる人たち(19日)=共同

慰霊祭を開いた超党派の議員連盟は事前に、尖閣諸島上陸を政府に申請したが、許可されなかった。

同諸島は石垣市の行政区域だが、政府は、地権者と政府関係者以外の上陸を認めていない。

日本人の尖閣上陸は、最近では今年1月と7月、魚釣島や北小島に石垣市議らが上がったケースがあり、県警が軽犯罪法違反の疑いで事情を聴いた。

遭難事件は1945年7月、石垣島から台湾へ向かう疎開船2隻が米軍の攻撃を受け、1隻が沈没。1隻は尖閣に漂着し、多数の死者が出た。〔共同〕

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