2019年7月21日(日)

ソフトバンク、米ブルームエナジーと電力供給の合弁会社設立

2013/7/18付
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ソフトバンクグループと米Bloom Energy(ブルームエナジー)は、日本国内で分散型の電力供給事業を営む合弁会社「Bloom Energy Japan(ブルームエナジージャパン)」を設立した。Bloom Energyは燃料電池の発電による電力供給、販売を手がける企業で、2001年の設立ながら、米Wal-Mart Storesや米AT&T、米Googleなどを顧客に持ち、これまで7億kWhを超える電力を供給してきた。米国外へは今回が初進出となる。病院やデータセンターなどのミッション・クリティカルな分野をはじめ、法人向けに事業を展開していく。

米Life Technologies社に1MWのシステムを導入した様子

米Life Technologies社に1MWのシステムを導入した様子

Bloom Energy本社に600kWのシステムを導入した様子

Bloom Energy本社に600kWのシステムを導入した様子

合弁会社は、Bloom Energyの分散設置型の固体酸化物形燃料電池「Energy Server」を顧客の敷地に設置し、発電した電力をその顧客に販売する。顧客は初期投資や発電に使うガスなどの代金は支払わず、電気料金のみを支払う。料金は契約条件によるが「系統電力と同等か少し下回る程度」に設定する考え。標準で20年程度の長期契約を前提とし、契約期間中は料金を変更しない。コストとシステムの両面で安定的に発電電力を得られることが、顧客にとってのメリットになる。ソフトバンクとしては「電力業界の大規模集中のあり方を変えたい」(同社広報)としている。

合弁会社の資本金と資本準備金はそれぞれ10億円。ソフトバンクとBloom Energyで50%ずつ出資した。代表取締役社長には三輪茂基氏が就任した。日本での第1号案件として、ソフトバンクグループの自社ビルへの採用が決まっている。福岡市のM-TOWERに200kWのシステムを導入し、稼働を始める計画だ。

(Tech-On! 赤坂麻実)

[Tech-On! 2013年7月18日掲載]

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