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楽天市場、スマホとタブレット経由の売り上げが25%に

執行役員を務める河野氏。2003年に楽天に入社して以来、10年にわたってモバイル分野に携わってきた

楽天は2013年7月18日、同社が運営するショッピングサイト「楽天市場」のスマートフォン(スマホ)やタブレット端末(スマートデバイス)への対応に関する説明会を開催した。楽天市場では、スマートデバイスからの利用が急増。2012年12月時点で、スマートデバイス経由の売上額が全体の25%を占めたという。2013年末までに、スマートデバイスからの利用が「売上額の4割、アクセス数の5割に届くのでは」(楽天の河野奈保執行役員)と見ており、今後、専用アプリの機能拡充などに注力するという。

河野氏によれば、スマートデバイスのユーザーは、複数のデバイスを時間や場所に応じて使い分けている傾向があるという。外出先でスマートフォンを使って商品を探し、夜、自宅でパソコンから購入する、といった使い方だ。パソコンからのユーザーについては、「アクセスした人の何人が買ってくれたかが重要だった」(河野氏)が、スマートデバイスの場合は、商品を探すときと買うときで、状況が異なることが多い。だから「とにかく訪問頻度を上げてもらうことを重視している」(河野氏)という。

[左]スマートデバイス経由での売り上げ額の推移。2013年末には42%に達する見込み。アクセス数については50%を超えると予測する [右]女性のユーザーが多いのも、スマートデバイスの特徴。インテリアやファッション、スポーツ、時計など女性の関心が高い分野の商品が売れているという

実際、複数デバイスを使うユーザーの方が、客単価は高い。パソコンのみで利用しているユーザーよりも、パソコンとスマートフォンを使っているユーザーの方が、年間の購入額が1万円ほど高い。楽天市場の専用アプリを併せて使っているユーザーになると、さらに1万円高くなるという。同社では、スマートデバイス向けのユーザーインタフェースの最適化や、アプリの機能拡充、楽天市場に出店する店舗向けのWebページ編集機能の充実などにより、さらにスマートデバイスへの対応を加速させる構えだ。

今後の取り組みの一つとして紹介したのが、スマートデバイスのカメラ機能を活用した商品検索。楽天市場の専用アプリは、既に商品のバーコードを撮影してその商品を検索できる機能を搭載している。これに加え、バーコードのない商品のラベルなどを撮影することで検索できる機能を、2013年12月に追加予定だ。雑誌広告に掲載されたキャンペーン情報を撮影することで楽天市場のページにアクセスし、クーポンなどを入手できるといった機能の追加も計画しているという。

[左]複数のデバイスを利用するユーザーほど、楽天市場での商品購入額が高い傾向にある [右]専用アプリにおいて、画像検索機能を充実させる予定

(日経パソコン 八木玲子)

[PC Online 2013年7月18日掲載]

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