上野の長寿カバ「サツキ」死ぬ 震災でケガ、負担に

2011/4/18付
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上野動物園(東京都台東区)は18日、飼っていた雌のカバ、サツキが16日に死んだと明らかにした。39歳11カ月で現在国内にいるカバの中では6番目の高齢。3月11日の大地震におびえて階段で足を踏み外し、左前脚の化膿性関節炎による痛みから、内臓の機能障害を起こしたとみられる。

動物園によると、サツキは屋外プールで地震に遭い、水の中でこわばっていた。約2時間後に屋内飼育室に入るため5、6段の階段を上がろうとした時に左前足が滑り、ひねったという。

抗炎症剤の投与で一時は痛みが薄れたように見えたものの、3月末に足を引きずりはじめ、体の負担を軽くするためプールに入れ治療したが、15日に体に力が入らず水から上がれなくなった。

カバは通常水中で出産するが、サツキは1971年5月、母ナゴヤが陸上で産んだ珍しいカバだった。6歳の時に産んだモモエが「沖縄こどもの国」の動物園で飼われている。

カバの寿命は40~45年。最高齢のカバは旭山動物園(北海道)の「ザブコ」と、日立市かみね動物園(茨城県)の「バシャン」でいずれも1963年生まれ。〔共同〕

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