車のあちこちにディスプレー 「安全」が採用拡大後押し
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液晶パネルの低価格化に伴い、クルマにこれまでの「2DIN」規格を超えた大型のディスプレーを搭載する動きが加速している。さらに、先進運転支援システム(ADAS)の多機能化や、リアカメラを用いた後方視界表示システムの米国での搭載推奨、ミラーのカメラ化に対する規制緩和などによって、自動車で新たな表示機能が必須になっている。車載ディスプレー市場は、2020年には年間で1億個を超えるとの予測もある。大きな成長が期待されている、車載に向けた液晶ディスプレーやHUD(head-up display:ヘッドアップディスプレー)などの最新動向を紹介する。...
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