「タッチに配慮」 オフィス2013ベータ版を詳細レビュー
米MSの製品担当者が込めた思いとは

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2012/7/18 19:06
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米マイクロソフト(MS)は現地時間2012年7月16日、これまでOffice 15(開発コード名)と呼んでいた次期Office製品群のプレビュー版を一般公開した。クライアント製品の「Office Professional 2013」(以下、Office 2013)、中小企業向けの「Office 365 Small Business Premium」、大企業向けの「Office 365 ProPlus」などで、これらは開発中のベータ版に相当する。日本語、英語、スペイン語の3カ国語版をダウンロードおよび利用できる。

日経パソコン誌は今回、米マイクロソフトの開発担当者に新機能の詳細やそのデザインコンセプトについて話を聞くことができた。ここでは、Office 2013の日本語プレビュー版を試用しながら、新機能の詳細やそのコンセプトについて解説する。

■タブレット端末でのタッチ操作に対応

Office 2013の大きな特徴は、タッチ操作への対応を図っている点だ。タブレット端末での使用を想定したもので、Windows 8と歩調を合わせた形になっている。Windows 8は、タッチ操作に最適化した「メトロ(Metro)」と呼ぶユーザーインタフェースを採用するが、Officeでもその方向性は変わらない。

「次期Officeをデザインしている最中に、Windows 8やWindows Phone、Zuneでもデザインを進めていた。その中で、Officeについても同じ原則に基づいてデザインすることになった。私は長いことマイクロソフトにいるが、これは初めてのことだ。今まで生産性を高めるソフトウエアは、つまらない機能ばかりにフォーカスしたものだと思われがちだった。しかし、次期Officeの外観や使い勝手は劇的に変わっているので、そういう考えを覆すものになるはずだ」(パートナーデザインディレクターのスティーブ・カネコ氏)。

ただし、全てがメトロに移行するわけではない。今回、デジタルメモソフトの「OneNote」とユニファイドコミュニケーションソフトの「Lync」についてはメトロ版も提供するが、「Word」や「Excel」「PowerPoint」「Outlook」などについては、従来と同じデスクトップ環境で使うものとなっている。Office 2010と同じ「リボン」ユーザーインタフェースを搭載し、基本的な見た目はOffice 2010と同じ。メトロに合わせてボタンやアイコンの立体的な表現を排し、"メトロ風"のシンプルなデザインに変わった程度だ。

Windows 8のリリースプレビュー版で起動したWord 2013の画面。Word 2010と同じ「リボン」ユーザーインタフェースを採用している

Windows 8のリリースプレビュー版で起動したWord 2013の画面。Word 2010と同じ「リボン」ユーザーインタフェースを採用している

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