シーメンス社長、原発事業撤退を表明 独誌報道

2011/9/19付
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【ベルリン=共同】ドイツ誌シュピーゲルは18日、同国の総合電機最大手シーメンスのレッシャー社長が原発事業から撤退する意向を表明したと報じた。福島第1原発事故以降、世界の主要原発メーカーで撤退を表明したのは初めてとみられる。具体的には原発建設から手を引く。ただ、蒸気タービンの製造は当面続けるという。同誌のインタビューに答えた。

レッシャー氏は、ドイツ政府が事故後「脱原発」に方針転換したことを受けて「原子力エネルギーからの撤退について、ドイツの社会と政治ははっきりした意志を示している」と指摘、事業撤退を決定したと述べた。決定に際し、政治的な圧力はなかったとした。

シーメンスは、ロシア国営原子力企業ロスアトムとの原子力分野での事業協力を計画していたが、この計画からも撤退する。

シーメンスは4月、フランスの原子力大手アレバとの原発製造の合弁会社「アレバNP」への出資分をアレバ側に売却し、合弁を解消した。

蒸気タービンの製造を続けるのは火力発電でも使えるため。

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