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スカイツリーも冬支度 落雪防止の設備公開

東京都墨田区に建設中の東京スカイツリー(高さ634メートル)で18日、タワーに付着した雪や氷が落下するトラブルを防ぐため、第1展望台の屋上(375メートル)に取り付けられた設備が報道陣に初めて公開された。

工事用の安全帯を装着して屋上に上ると、冷たく澄んだ空気がほおをたたいた。東京タワー(高さ333メートル)の頂上より高くから眺める、何一つ遮るものがない風景。普段見上げている首都圏の高層ビル群を眼下に見渡すと、足がすくんだ。

南西には、真っ青な空の下、丹沢山系の深緑色の山並みがくっきりと見えた。その向こうには雪化粧の富士山。

この日は穏やかな天気で、超高層部での風や冷え込みもさほどではなかったが、案内してくれた作業員は目出し帽姿。降雪時や強風の際の作業の過酷さがうかがえた。

運営会社によると、建設地周辺では、東京タワーの高さに近づいた2010年3月中旬以降、雪片が落ち始めた。付近には住宅街や学校もあるため、高さ500メートルを超えた昨冬は、工事用クレーンに電熱線を巻き付ける対策も取った。

スカイツリーが完成時の高さに達してから初めての冬を迎える。タワーから張り出す第1展望台(350メートル)と第2展望台(450メートル)では、屋上の外周部に板状で高さ50センチ~1メートルの「立ち上がり」を設け、屋上に積もった雪や氷が落ちにくくしてある。

さらに展望台の外壁約3700平方メートルにヒーターを付け、降雪時は発熱させ凍結を防ぐ。タワー先端のアンテナは12月から来年4月にかけて試験的に仮設ネットで覆う。

また、タワー各所に監視カメラ計26台を設置し、雪の張り付き具合を確認。日本気象協会からスカイツリー専用の詳細な気象情報を取り寄せ、雪の予報が出れば地上に警備員を配置するほか、近隣住民への注意も呼び掛ける予定という。〔共同〕

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