2019年8月19日(月)

日航の国内線ネットを試す メールもSNSも快適

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2014/7/18 7:00
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日本航空(JAL)が23日に始める、国内線で日本初となる機内でのインターネット接続サービス。移動中にパソコンやスマートフォン(スマホ)で仕事がしたいと願っていたビジネスパーソンはもちろん、観光客にとっても期待が大きい。果たして、快適な空のネット環境は実現するのか。本格サービスに先立ち、実際の営業運航便で試用する機会を得たので、使い勝手やスピードを検証した。

■まず3機でスタート、16年3月までに60機に

日本航空(JAL)が23日に始める国内線のネット接続サービス「JAL SKY Wi-Fi」

日本航空(JAL)が23日に始める国内線のネット接続サービス「JAL SKY Wi-Fi」

新たに提供するサービスは「JAL SKY Wi-Fi」。機内に持ち込んだスマホやタブレット(多機能携帯端末)、ノートパソコン、携帯型ゲーム機などを、機内に設けた無線LAN(Wi-Fi)のアクセスポイントに接続して使う。機体の上に装着したアンテナから人工衛星に接続することで、高度1万メートル超の上空でのネット環境を用意する。

JALは2012年から長距離国際線で既にネット接続サービスを提供してきた実績がある。250席前後の機内で実際に利用する乗客は20人前後と少ないが「使わなくても、いつでもつながる安心感でJAL便を選ぶ人が増えている」(末崎裕介マネジャー)。好評なことから国内線にも展開することを決めた。

ネット接続用のアンテナは、国内線ではボーイング777・767・737型機など、中~大型機のほぼ全機にあたる77機に順次搭載する。当初は3機でスタートし、15年3月末に30機、16年3月末に60機で利用可能とする。

今回試したのは羽田-福岡線。飛行時間は1時間半ほどで、機内ネットを使えるのは水平飛行中の1時間強である。本サービスを使う場合でも、まず搭乗前に端末を「機内モード」に設定して、LTEや3Gなどの携帯電話回線をオフにし、さらに電源もオフにしておかなければならない点は変わらない。

ネット接続サービスを提供している機体は、中央上部に楕円形の膨らみが付いている(17日、東京・羽田空港)

ネット接続サービスを提供している機体は、中央上部に楕円形の膨らみが付いている(17日、東京・羽田空港)

上空でシートベルト着用サインが消えたら、いよいよネット接続が可能になる。電源を入れ、機内モードのまま端末のWi-Fi機能をオン。自宅やカフェでつなぐのと同じように、JAL SKY Wi-Fi専用のアクセスポイントを探して接続する。今回搭乗したボーイング777-200型機は機内に6カ所のアクセスポイントがあった。「どこに座っていても電波強度は問題ない」(末崎マネジャー)というから、座席の場所は気にしなくてもいいようだ。

この状態でブラウザー(閲覧ソフト)を起動すると、機内ネットのポータル画面が出てくる。指示に沿って料金プランを選ぶと、晴れて手元の端末がインターネットにつながる。

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