スペシャル

フォローする

錦織、ついに「修造超え」 テニス世界30位の快挙

(1/4ページ)
2011/10/17 15:45
共有
印刷
その他

超えられそうで超えられなかった壁を、錦織圭(21、ソニー)がついに突き抜けた。16日まで行われたマスターズ上海大会でベスト4に入り、17日に発表された男子テニス世界ランキングで、松岡修造(92年6月)と自ら(11年5月)の日本男子歴代最高ランク(46位)を大きく上回り、30位となった。

昨年11月のインタビューで、「今年は上に行くための準備期間」と話していた

昨年11月のインタビューで、「今年は上に行くための準備期間」と話していた

自己最高位4位のクルム伊達公子、同8位の杉山愛と、女子ではトップ10がいた。競争の激しい男子はランキングを上げるのは女子より難しいとされていて、今回、錦織が記録した30位は、彼女たちに並ぶ快挙ともいえる。

■楽天ジャパンではフェレールに敗れたが

「修造超え」の雰囲気はあった。毎年、四大大会最終戦、8月末から始まる全米オープンのころは調子がいい。9月の国別対抗戦デ杯インド戦では日本のエースとして2勝し、マレーシア・オープンではベスト4に入った。

10月の楽天ジャパンオープンは、初戦で世界ランク5位、第3シードのダビド・フェレール(スペイン)に4-6、3-6でストレート負けしたが、錦織が悪かったというより、相手が良すぎた試合だった。

フェレールは08年、四大大会の全米オープン3回戦で、当時18歳の錦織にフルセットで敗れている。よほど、強烈な印象が残っていたのだろう。

「1ゲーム目からタフで、勝つには相当の根気がいると思った」と錦織。錦織の作戦もフォアもさえていたが、クレー出身のスペイン人らしい、ねちっこく、重量感あるショットでことごとく返された。

「あれだけ(相手が)ミスしなかったら、圭もつらいだろうなあ」と父親の清志さん。年に一度の日本での大会。清志さんによると、「日本ではいいところを見せたいと思うので、普段より、妙な力が入りがち」。完全に無心になりきれなかったことも敗因の一つだったようだった。

  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 次へ
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップスポーツトップ

スペシャル 一覧

フォローする
自身が監修した新ラケット「アストレル」を手にする伊達さん

 女子テニスの元世界ランキング4位、伊達公子さんがヨネックスと共に女子ジュニア育成に乗り出して1年。「やりたいことがどんどん増えていった。でも1人でできることは限られると思っていた」ところに、協力を申 …続き (7/2)

日韓両リーグのアジア枠などの覚書に調印し、笑顔を見せるBリーグの大河正明チェアマン(右)とKBLの李廷大コミッショナー(2019年5月)

 バスケットボール男子Bリーグのアジア展開が本格化する。今秋開幕の来季から初採用される「アジア枠」を活用し、B1(1部)三遠がフィリピン代表を獲得。韓国期待の若手もB1信州に入団した。両国を含む東アジ …続き (7/1)

F1は7月5日決勝から開幕。第8戦までは欧州内を転戦する(オーストリアGPが開催されるレッドブルリンク)=APAP

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で遅れていた自動車レースのF1シリーズが7月5日決勝のオーストリアグランプリ(GP)でいよいよ開幕する。当初予定されていたオーストラリアでの開幕戦はマクラーレンのス …続き (6/30)

ハイライト・スポーツ

[PR]