2019年1月22日(火)

トクホの炭酸飲料、カロリーゼロで整腸作用も アサヒ飲料「アサヒ ファイバー7500」

2013/1/24 7:00
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アサヒ飲料の「アサヒ ファイバー7500」

アサヒ飲料の「アサヒ ファイバー7500」

アサヒ飲料は、おなかの調子を整える効果があるという特定保健用食品(トクホ)の炭酸飲料「アサヒ ファイバー7500」を2012年11月20日に発売した。2006年から発売している食物繊維の補給飲料「アサヒ ファイバー7500」を改良し、トクホを取得した。

1本当たり7500mgのポリデキストロースを配合。整腸作用がある。カロリーはゼロの設計にした。味はかんきつ系のすっきりとした飲み口に仕上げた。

特徴をストレートに表現する商品名はそのまま踏襲し、パッケージデザインは、炭酸飲料らしい刺激や爽快感をイメージし、トクホのマークが一目で分かるようにした。価格は税抜き150円、販売目標は2012年末までに30万ケース。

【日経産業地域研究所研究員の視点】

伊藤園の「スタイリー スパークリング」をベンチマーク商品として採点した(ベンチマーク商品の概要は下記)

伊藤園の「スタイリー スパークリング」をベンチマーク商品として採点した(ベンチマーク商品の概要は下記)

2012年、飲料で大きな話題を集めた商品といえばトクホの炭酸飲料だろう。キリンビバレッジが3月に発売したトクホのコーラ「キリン メッツ コーラ」は、2012年を代表する大ヒット商品となった。続いて伊藤園が7月にトクホの炭酸飲料「スタイリー スパークリング」を発売。11月には、サントリー食品インターナショナルが脂肪の吸収を抑える「ペプシ スペシャル」を発売し追随した。

炭酸飲料は2000年代前半は伸び悩んだが、2000年代後半に入り好調だ。けん引したのが、カロリーゼロ、糖類ゼロなどの「ゼロ系飲料」。炭酸飲料は甘すぎる、太る、何となく健康に悪いなどのイメージを払拭することで、飲用者層を増やした。

ゼロ系炭酸飲料が、健康にマイナスの要素をできるだけ除いているのに対し、トクホの炭酸飲料は飲むことによって健康にプラスの効果が期待できるという一歩進んだ価値を訴えているのが特徴だ。消費者の健康志向は依然として強く、今後もトクホの炭酸飲料の新製品は登場してくるとみられる。ただ単にトクホのマークがついているから売れるというのではなく、商品の中身がより問われることになる。

価格150円(税抜き)
販売目標2012年末までに30万ケース
発売2012年11月20日
内容量500ml
原材料食物繊維(ポリデキストロース)、酸味料、香料、ビタミンC、
甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、パプリカ色素
エネルギー
(500ml当たり)
0kcal

【ベンチマーク商品】

伊藤園の「スタイリー スパークリング」。2012年7月発売。500mlペットボトル入り150円(税抜き)。かんきつ類から生まれたポリフェノールの一種を含み、中性脂肪を減らす効果があるというトクホの炭酸飲料。

「新製品ウオッチャー」では、日経産業地域研究所が選んだ注目の新製品を、同業他社や販売店の担当者、評論家など3~5人の専門家が評価。新規性など12項目で競合製品(ベンチマーク商品)と比べた優劣を「非常に優れる」(6点)から「同等」(3点)、「非常に劣る」(0点)までの7段階で各専門家が採点し、その平均を算出しています。

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